Think 2025 へ参加してきました
[はじめに]
2025年5月5~8日にアメリカのマサチューセッツ州ボストンで開催されたIBMのイベント「Think 2025」に参加しました。
tsrではIBM製品を取り扱ったプロジェクトが多数あるため、最新製品・最新技術の情報を入手することを目的として参加しました。
[Think とは]
IBMが毎年開催している大規模なイベントです。
開催地はその年によって変わりますが、今年はボストンのバックベイ地区にあるHynesコンベンション・センターを中心に、隣接している3つのホテルも会場として利用しての開催でした。
全体で4,000人以上が参加し、日本からは235名の顧客・パートナー企業が参加したそうです。弊社からはシステムエンジニア2名で参加しました。
[イベント内容の紹介]
弊社はIBMのコアパートナーに認定されておりますので、5/5に実施されたIBMパートナープラスDayにも参加しました。
基調講演には日本人用に席が確保されており、通訳ありで聴講することができました。
企業が持つデータのうち99%がAIに活用できていないことが指摘されており、エージェント型AIへ読み込ませることでより生産性を高めることなどを講演していました。
また、ハードウェア面でもいくつか発表がありました。
・複数のクラウド製品や現在利用しているオンプレミス製品を統合して利用するHybrid Cloudのインフラ整備
・セキュリティーや効率性を高め、AIに特化して設計されたメインフレームのLinuxマシン第5世代「LinuxONE Emperor 5」の発表
・2029年にはエラー耐性の量子コンピューターが登場する
他にも展示会や体験型コンテンツ、短時間の講演が行われる会場がありました。
展示にはIBMの技術を利用しているパートナー企業が多数出展していたり、IBMが自身の最新協業情報や製品の説明などを行っていました。
また、IBMが開発した量子コンピューターの模型も展示されており、最新技術を体感できる物になっていました。
短時間(15分の立ち見)の講演では、実際にIBM製品を利用しているデモを見られたり、どんな工夫を凝らして利用しているかの話が聞けました。
体験型コンテンツにはIBMが2024年にスポンサーになったフェラーリのF1スポーツカーがありました。
実際に乗ることはできなかったのですが、シミュレーターが体験でき、実際のF1レーサーと同じ景色を見られるコンテンツになっていました。
他にも、シミュレーションゴルフ、卓球(直前のボールの動きが画面にCGで再現される)、パンチングマシンもありました。
[ボストン観光・・・?]
IBMがイベント参加者へ野球観戦のチケットを用意しており、レッドソックスの試合を観戦してきました。
タイミングが合えば吉田が出場するか?と期待しつつも、当日のオーダーには入っておらずでした。
コンコース貸し切りで飲食自由になっていました。
試合の方はレッドソックスが勝利!普段野球観戦をしないのですが、非常に楽しかったです。
球場(Fenway Park)の近くにMGM Music Hallというコンサート会場があり、6/1に公演予定のONE OK ROCKのポスターが張ってありました。
ボストン公共図書館はアメリカ最古の公立図書館で、誰でも無料で利用可能とのことでした。(時間の都合で入れませんでした)
以上、「Think 2025」へ参加した様子とボストン観光の様子でした。